「元気まつり」は、運動会と秋祭りを合わせた行事で、回復期リハビリ病棟の一大イベントです。今年は、10月6日(日)の午後、患者さん40人、3階病棟とリハビリスタッフ27人が参加して開かれました。1階ロビーが、万国旗の飾り付けで一気に運動会モードに変わりました。開会式、準備運動のあと、「箱引きゲーム」、「洗濯ゲーム」(洗濯物を取り入れてたたむ速さを競う)、「玉入れ」の競技を行いました。
事前に参加の有無を尋ねましたが、「本当に、うちの父が参加するって言ったんですか?」と驚かれるご家族もいて、普段とは違う患者さんの表情を見て、とても喜んでくれました。普段のリハビリの成果を見事に発揮して競技に参加し、「たいへんやったでしょう、ありがとう!」「こんな明るい病院はじめてやわ!」と喜んでくれる患者さんに、スタッフもうれしくなり、やりがいを感じました。
3階食堂は、提灯やうちわなどの飾り付けでお祭りの雰囲気です。麻痺をかかえる患者さんも、前のめりになって「金魚すくい」や「射的」を楽しみ、ボランティアさんが調理した噛めなくても食べられる「たこやき」や「コーヒーゼリー」に舌鼓をうち、昔を懐かしんでおられました。
入院中も季節を感じ、郷愁に浸ることのできるこのような行事を大切にしていきたいと思います。
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