秋の気配がするこの頃でも日中は夏の様です。日差しの強い中、電動自転車を20分飛ばしで患者さんが待っている家へ向かいます。マンションや車の横を通り、上には高速道路が走っています。マンションの一室で患者さんが快く同行者も受け入れてくれました。居間には一人息子さんの大きな仏壇があり、入院などせずに自分の家に居たいため、訪問看護の力を借りて暮らしているのでしょう。薬の管理は病状を安定させるのにとても必要です。看護師が病状観察の後、説明しながらお薬カレンダーの準備をしていました。
別の訪問看護にも同行しました。そこもマンションの一室で、たばこの匂いがしみついた部屋でした。入院せずに、たばこも食事も自由にして生きていきたい。そんな思いの患者をくみ取り、訪問した看護師が「私も老後こんな生き方をしたい」と共感していました。
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